雨樋以外にも多くの種類がある屋根工事

屋根工事と一口にいっても、屋根全体が傷んでいたり、一部が傷んでいるなど状況に応じて工事も異なります。
また屋根材によっても耐用年数や劣化の状態も異なりますから、正しく状況を把握してどの屋根工事が適切なのかを判断する必要があります。
ただ屋根の正しい状況は素人では判断することが難しいです。以前お問い合わせをいただいた千葉県富津市のお客様も「どのようなメンテナンスを行うべきか分からない」と不安を感じられていました。必ず屋根専門の業者にチェックしてもらい正しい補修を行うことが大事です。

屋根工事には葺き替え工事やカバー工法、塗装工事、板金工事、漆喰工事、雨樋工事、防水工事などがあります。
葺き替え工事は現在ある屋根材を撤去した後、新しい屋根材に取り替える工事で、防水シートや下地材も取り替えるため工事金額がもっとも高額になります。
カバー工法は今の屋根材の上から新しい屋根材をかぶせていく工事で、葺き替え工事よりも費用を抑えることができるのが特徴です。ただ屋根が重くなってしまい耐震性の確認が必要となりますから注意が必要です。
塗装工事は今の屋根材に塗料を塗ることで屋根材を保護する工事で、劣化症状によって塗装工事ができるかどうかの判断が必要となります。
板金工事は棟板金や破風板などの交換工事で、漆喰工事は瓦屋根の瓦同士の接着に使用している漆喰の詰め直し工事です。
雨樋工事は樋の交換工事で、防水工事はバルコニーや陸屋根などの防水材を改修するための工事です。